こんにちは。みくたです。
米国公益セクターETF・バンガードのVPU、スパイダーのXLUより分配金をいただきました。
VPUは、0.9343ドルの分配金で、21口NISA口座にて保有しています。NISA口座でも米国の源泉徴収がありますので、税引き後は17.66ドルとなりました。
前年同月比の分配金が気になるところです。
2017年9月の分配金は0.963ドルと、ほんの僅かですが減配となっています。年間で見ると若干ですが、増配になります。
- 2016/10~2017/9 1口あたり分配金 3.715ドル
- 2017/10~2018/9 1口あたり分配金 3.7242ドル
増配率は0.2%です。
続いて、XLUからの分配金です。
0.4749ドルの分配金でした。42株口保有しています。税引き後、14.53ドルとなっています。
XLUも前年同期比を確認してみます。
2018年9月期 0.4749ドル、2017年9月期 0.4172ドルと、増配となっています。
- 2016/10~2017/9 1口あたり分配金 1.7043ドル
- 2017/10~2018/9 1口あたり分配金 1.8132ドル
増配率は6%です。
XLUとVPUの違い
XLUの方が若干増配率が高い結果となっています。これはXLUの方がVPUに比べ大型株が多いからですね。
XLUは経費率0.13%です。以前は私が購入したときは、0.14%だったので、引き下げされています。
組入銘柄は29とやや少なめではあります。そもそもセクターETFなので、29でも分散性に関しては問題ないです。
ベンチマークとなっている「公益事業セレクト・セクター指数」はS&P500指数の公益事業セクターから銘柄が選定されています。自ずと大型株に偏るというわけですね。
公益セクターかつ、大型株というドがつくほどの安定ETFということです。
一方のVPUですが、経費率は0.1%です。安定の低コストバンガードETFです。
組入銘柄は72です。ベンチマークはMSCI USインベスタブル・マーケット・公益事業25/50インデックスですが、大型、中型、小型と分散性をもたせています。バンガードの理念そのままです。
XLUに比べ分散性が高く、小型株が組入されているので、キャピタルゲインもXLUよりも見込めそうです。また経費率も若干ですが、VPUに軍配が上がるので、公益セクターETFはVPUだけでいいと思います。私はXLUの方が分配金が高いので両方持っていますが。
SPY,XLU,XLKの2018年の株価推移
年初来の株価推移です、
SPYはS&P500、XLKはテクノロジーセクターETF、XLUが公益セクターETFです。
S&P500の上位はテクノロジー系なので、XLKにつられるような形で推移しています。一方で、XLUはXLKと真逆に動くことが多いことが分かります。
債券代わりと言われる高配当株が2018年は売られて、テクノロジー株が躍進しています。
私は、大きく下げた2月に買っています。
まとめ
債券の変わりの高配当株。そして米国10年国債の利回りが3%を超えてきていますので、高配当株の低迷は今後も続くかもしれません。
それでも安定した一定のリターンは見込めると考えていますので、大きく下げたときは買い増しの対象となります。公益セクターは連続増配銘柄も多いですし。
債券とは異なりインフレにも対応できます。公益セクターは社会のインフラを担う企業群です。安定したインフラの構築および供給が求められますので、必ず利益がある程度見込める形でサービス提供されるはずです。
また米国は人口増加国ですので、公益セクターも緩やかな成長が見込めるはずです。積極的に買いに行くセクターではありませんが、それこそ債券のように一定以上の水準で配当が見込めれるのであれば、買いかなと思っています。