こんにちは。みくたです。
自分にも子供が出来たこともあり、ジュニアNISAについて記事を書きました。
では、自分の場合は何を買うのか?ということですが、やはりオススメする商品といざ自分が購入する商品は異なるケースが多いです。
人に勧める商品と自分が購入する商品が異なるのはなぜか?
これ買っておけば問題ないですよ?という銘柄を勧めているケースが多いです。ある意味無責任です。
上記の記事中で、オススメしている商品は以下です。
投資信託
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
株式
バンガード VT
[1655]iシェアーズ S&P500 米国株 ETF
まずジュニアNISAの投資の出口をどう考えるか?よくある解説では、子供の教育資金などと書かれています。
私の子供は0歳で18年間は引き出せません。18年後の大学事情ってどうなっているんでしょうね。大学に行かないと就職できない世の中でしょうか。
大学にいく価値は今と変わっているかなと考えています。子供が行きたいというのならそれは仕方のないことかもしれませんが。
私の場合の出口戦略は、教育資金ではなく子供が自分の財産として引き継いでもらいたいと考えています。
で、実際何買うの?
かなり迷ってます。今も迷っています。ジュニアNISAで購入する商品、めっちゃむずくないですか?笑
最初は[1655]iシェアーズ S&P500 米国株 ETFを買っていこうと思いました。(今もまだ迷っていますが笑)
- 18年間引き出せないこと
- 2024年以降はロールオーバーされること
上記を考慮すると、
買ったら売らない。18年間持ち続ける。というのが基本となります。18年間何もせずに持ち続けるのですよ?私現在35歳なので、私の人生の半分以上ホールドするということになります。
ロールオーバーされるのがジュニアNISAのミソだと思いました。非課税のままロールオーバーされるのってすごいけど、逆に悩みました。
[1655]iシェアーズ S&P500 米国株 ETFをやめた理由がロールオーバーです。もちろん素晴らしいETFなので持ち続ける前提は問題ないのですが、問題は分配金です。これ自体は非課税で受け取れるのですが、再投資できないんですよね。
2024年以降は保有するだけっていう、鬼仕様なのです。リーマン・ショッククラスが起きようが、持ち続けるしかできません。別に売ってもいいんですけどね。ただし非課税枠で買い増しができない。そう、買い増しができない仕様なんです。
そうするとやっぱり投資信託かー、ってことになります。ファンド内で再投資してくれるので、ロールオーバーでアホールドしてるだけでファンド価格が上がっていきます。しかも非課税枠で。
って考えると、株式・ETFじゃなくて、投資信託なのかぁってなります。正直な話、ネガティブです。
私は投資信託が嫌いだからですw
なぜ嫌か?18年間アホールドする間に購入した投資信託がどうなっているのか、分からないからです。
- もっと低い経費率の商品がでる可能性ありますよね?
- トラッキングエラー多すぎて話にならねーw 実際の経費が全然高い。
- ファンド「経費安くしたはいいけど、お金全然集まらないし、やっぱ償還するわ、じゃあのw」
みたいなことって全然あると思うんですけど、どうなんでしょう?
もうね、ベストは当然本家、VTやVTIです。分配金を再投資できないかもしれませんが、18年後もきっとVT,VTIは輝いていると思います。やっぱりバンガードへの信頼は圧倒的です。
私は、楽天証券で口座開いてしまったので、本家VTは買えません。SBI証券なら買えますよ。トホホです。
分配金再投資ができない以上、選択肢は投資信託になります。(嫌だけど)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
or
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
または、
楽天全米株式インデックスファンド
or
楽天全世界株式インデックスファンド
楽天新興国株式インデックスファンド
米国一択もしくは、全世界・先進国に分散するかは個人の考え方だと思いますし、私としては18年間という長期間でも、米国一択でも問題ないと思っています。ベンチマークよりもファンドに注意すべきだと思います。
eMAXIS Slimシリーズは非常に低い経費率なのですが、これはネット専用の商品で、リテラシーが高い層にリーチするための商品だと思ってます。業界最低水準の経費率を目指すことを公言しています。
私としてはあまりこういう戦略は好きではありません。リテラシーの低い層に対しては運用コストが高いeMAXISをなすりつけるわけです。本来的に顧客目線かどうか微妙なところです。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの実質コストを確認してみる。
422日間で0.276%が実質かかったコストになっています。この期間の信託報酬は0.184%で設定されており、現在は、0.109%なのでさらに下がっています。
年間365日で0.109%の信託報酬に換算すると、0.2%を切るぐらいの実質コストです。まぁ、、安いですね。
楽天全米株式インデックスファンドの実質コストを確認してみる
期間は291日です。0.203÷291×365=0.255%に本家VTIの経費率0.04%を足します。
そうすると実質コスト0.3%くらいですね。高いです。ETFを買うだけなのにこんなコストかかるの?って思っちゃいますね。一年目だから仕方ないよ?って声も聞こえますが、さてどうなんでしょうか。
というわけで、今の所eMAXIS Slim シリーズに軍配が上がりそうです。この「今の所」というワードが嫌なんですよね。。
そうなんです。18年間ずっと安心して保有できるファンドを目利きする必要があるのです。途中乗り換えができません。難しくないですか?ジュニアNISA。
そんなファンド日本にあるでしょうか?
最終的な結論としては、
- eMAXIS Slim シリーズ 7割
- 楽天バンガードファンド 3割
くらいで考えています。
18年という長い期間なので、先進国:新興国の割合は4:1くらいで考えています。うーん、やっぱり投資信託好きになれないなぁ。