こんにちは。みくたです。
バンガードの高配当ETFのVYM、そしてブラックロックの高配当ETFのHDVから分配金をいただきました。
両ETFともに高配当という位置づけですが、組入銘柄やセクター比率がかなり違っているので、注意が必要です。
VYM バンガード・米国高配当株式
高配当の構成銘柄数が405と分散性が非常に効いています。TOPセクターが金融16.4%となっています。また経費率は0.08%です。安心のバンガード。安いですね。
今回VYMから配当金をいただきました。2018年9月期は1口あたり0.6718ドルの分配金でした。154口保有です。税引き後は76.59ドルとなりました。
前年同期比で確認します。
2018年9月期 0.6718ドル、2017年9月期 0.6020ドルと、増配となっています。
- 2016/10~2017/9 1口あたり分配金 2.425ドル
- 2017/10~2018/9 1口あたり分配金 2.5535ドル
VYMの増配率は5.2%です。
公益セクターも高配当でして、先日の記事で書いたのですが、XLUの増配率は6%です。XLUがVYMよりも増配率が高かったのが意外ですね~。
VYMの累積分配金は210.97ドルとなりました。投資回収率は1.7%です。VYMからは合計8回の分配金を頂いているので、2年以上の保有になるのですが、大きく買い増しをしてからは2回目の分配金なので、投資回収率が低いままです。地道、地道です。
一方で、含み益は10.57%と順調に株価は上がっています。VYMの株価推移はVOOと似た動きをしますね。
YOC、イールドオンコストも確認しておきましょう。イールドオンコストとは、取得金額に対する配当利回りです。
年額配当が2.5535ドルです。取得金額が79.8ドルとなります。
2.5535÷79.8×100=3.2%となります。今後も増配を繰り返すことによって、イールドオンコストが4%を超えるなんてことも夢ではありませんね。
HDV・iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
こちらはブラックロック社の高配当ETFです。高配当の構成銘柄数が75とVYMに比べかなり厳選された数字です。個人的には75銘柄でも十分分散されていると思いますので、特に問題はありませんし、好みの問題でもあると思います。私は、バンガード贔屓ですが、HDVの方が好みです。エネルギーセクターが23%でTOPです。VYMは金融がTOPセクターでしたが、HDVでの金融の割合は2.27%です。
また、HDVは銘柄の入れ替わりが激しいです。コロコロ入れ替わるので、ウォッチが大変です。まぁある意味では完全放置で任せっきりでもよいかもしれませんね。ちなみに今回はAT&Tが除外されています。以前は7%もの割合を占めていたのですが、スパっと除外されています。
今回HDVから配当金をいただきました。2018年9月期は1口あたり0.791106ドルの分配金でした。59口保有です。税引き後は37.86ドルとなりました。
HDVの累積分配金は214.72ドルとなりました。投資回収率は4.4%です。
前年同期比で確認します。
2018年9月期 0.791106ドル、2017年9月期 0.731650ドルと、増配となっています。
- 2016/10~2017/9 1口あたり分配金 2.828352ドル
- 2017/10~2018/9 1口あたり分配金 3.162448ドル
HDVの増配率は11.8%です。VYMよりも高いですね。どちらかというと、HDVよりもVYM方が増配率が高いのかな?って思っていましたが、現時点ではHDVの方が増配されています。
VYMの方が成長性が高いとかんがえていたので、成長性が高い分、還元率も高くなるのかと予想していましたが意外です。
HDVの含み益は10.54%で、VYMとほぼ同じ含み益となっていますが、このところの資源セクターや通信セクターいわゆるディフェンシブ銘柄が徐々に戻してきているのが要因です。
HDVでもYOCを確認しておきます。
年額配当が3.162448ドルです。取得金額が82.89ドルとなります。
3.162448÷82.89×100=3.8%となります。増配10%あれば来年あたりには4%には届きそうな感じすらありますね。
これらの数字を見ると、VYMよりもHDVの方が魅力的に映りますが、HDVとVYMは半々くらいで保有したいと考えています。
また、SPYDも気になってはいるのですが、このところの株価には躊躇するレベルなので、買えていません。買い場と呼べるような調整場面では買いたいとは思っています。
高配当戦略をとりつつも、ハイテクセクターや無配の成長企業の恩恵を受けたいと考えており、そうなるとやはりVTIやVOOがいいのかなとも思いますので、VOOの比率も少しづつ上げたいと思っています。