こんにちは。みくたです。
表題の通りですが、トルコリラから撤退し、損切りしました。
損益 -53,292
スワップポイント 14,802
通算 -38,490
データが残っていないので、ざっくり数字になりますが、平均27円程度の購入額になります。今は20円くらいですね。建玉は7150になります。
良くも悪くも、私は損切りをほとんどしません。特に株式の場合はたとえ含み損をかかえていても、将来何が起こるか現時点では予想できないこともありますので、力強くホールドしています。
また長期的に保有したい考えもありますので、そうそう下がったところで売却しようという気にはなりません。
今回、損切りに至ったわけですが、やはり通貨への投資は株式で長期保有するのとは全く意味合いが異なります。そのあたりを深く考えず、大金ではないから、まぁいいだろうと思って投資していたんですよね。
例えば、配当利回り6%あたりの株があるとします。仮にTという企業にしておきましょう。おや?偶然にもAT&Tという企業も配当利回り6%くらいですね。みくたも保有しています。
トルコリラの政策金利が今はとんでもなく上がってしまっていますが、仮に日本との金利差で得られるスワップポイントの利回りが6%だと仮定しましょう。
配当で6%もらえるんだね。じゃあ年間6%のリターンがあるんだ。ふむふむ。
スワップポイント、毎日もらえるし、ちゃりんちゃりんうれしいな、6%の利回りだから年間リターン6%なんだね。
はい、これ、全然違いますね。ここを私は同一視してしまった点ですね。逆にここに気づいたので、トルコリラのスワップポイント保有戦略から撤退したわけですけれども。
出典:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO97637130U6A220C1000000?channel=DF280120166590
シーゲル先生の有名なやつ貼っておきます。200年間のリターンの比較です。
ドルを持ち続けるとドルの価値が下落しているのが分かると思います。長期で資産運用するというのであれば、株式一択でいいんですよね。そもそも。
ただし、短期的にキャピタルゲインを狙っていくのは今もありだと思っています。FXを否定してるわけではありません。
スワップポイント狙いの高金利通貨の長期保有はダメ、といっています。
トルコのインフレ率は24%です。細かい数字は間違っていればごめんなさい。で、政策金利は24%なんですよね。
インフレは物の価値が上昇することを意味しますので、通貨が24%減価しているってことなんですよね。でスワップポイント24%あげるよ。
って、全然何も生まれてないし笑
インフレが進めば、通貨は減価していきます。日本はデフレですので、日本円とトルコリラを相対的に比較すると、トルコリラが下がっていきますよね。必然と。
多分、通貨ってこんな単純な要素だけではないんですよね。ありとあらゆる要素が複合的に考えられてるはずです。私みたいな素人には難しかったですね。
スワポで不労所得だとか、スワップポイント生活とか、絶対やめましょう笑笑
やっている人がいるとすれば、それはブログでFXへのアフィリエイト収益で生活しているのでしょう。
USDとNZDについては、引き続き運用していきます。
手動トラリピ的なことをやっていて、今もそこそこ利益出ていますので、引き続きどうなるか見守ります。また気が向けば、成績を公開したいと思います。