こんにちは。本日、日本市場が動いていないことに気づき、祝日ということに気づきました。みなさんはこの祝日はどうお過ごしでしょうか?
さて、先日ロシア企業、モバイルテレシステムズ[NYSE:MBT]から配当金を頂きました。
配当単価は0.428ドルでして、152株保有しております。合計65ドルほどになるのですが、現地源泉徴収率が15%、国内源泉徴収が約20%と約35%も控除されて、受け取り合計が44ドルとなっています。
ADR管理手数料
このモバイルテレシステムズは上述の通りロシアの企業ですが、NYSEのADRを購入しております。私はADR銘柄より初めて配当を受領したのですが、なにやら手数料がマネックス証券よりひかれていました。額にして、4.56USDです。配当44ドル受け取り、4.56ドルが手数料ですので、実質配当金は39ドルほどになり、控除前額の65ドルから比べると随分と目減りしたような印象です。ですが、現在株価は、9.10USDでして、受取配当利回りは2.8%となっており、決して悪くはありません。配当は年2回のようです。
ただ、この「ADR管理手数料」の詳細がマネックス側から特にはありませんでした。
1)ADRに関するご注意
・ 預託証券の発行管理に関する費用実費をご負担いただきます。
預託証券を発行する金融機関(預託銀行)から、一定期間毎に管理費用が徴収される場合があります。この管理費用について、お客様のADR保有残高に応じて、実費を外国株取引口座の米ドルのお預り金からお引落いたします。(不足する場合は、ご入金が必要となります。)
一般的に四半期~1年毎に1株あたり0.25~5セント程度の管理費用がかかります。・ 本国の株式(原株式)とADRでは、配当や株式分割等のコーポレートアクションにおける取扱いが異なる場合があります。 ・ 本国で原株式が上場していても、ADRのみが上場廃止となる場合がございます。
マネックスHPには上記記載がありました。なんとも曖昧な感じですね。四半期から一年って全然違いますし 汗。結構な頻度で額が変わったりするんでしょうかね。モバイルテレシステムズのケースですと、4.56USDが手数料でしたので、152株保有。つまり、一株あたり0.03USD手数料としてかかっているわけですね。一株で見ると小さいですが、そもそも一株の株価も小さいので、割合でいうと決して小さいものではありませんね。
株価に対して0.3%かかるわけですので、仮に配当ごとにこの管理手数料がかかるのであれば、毎回配当利回りから0.3%ひかれるのはちょっと嫌な感じですよね。それでなくとも二重課税で多く取られています。(二重課税分は確定申告で戻ってくると思っています)
モバイルテレシステムズを購入した理由は、当初配当利回りが10%を超えていた、通信事業は今まで以上に社会インフラとして、ストックビジネスとして安定的に利益を出すだろうと考え購入した次第です。
現状の評価損益率は+25%程度と好調で、決算も近いので、ここらで売却するのはありかなとも考えています。